ポリエチレンフォーム 製造工程

ポリエチレンフォームは一般的に低密度ポリエチレンに有機系発泡剤、架橋剤、助剤、着色剤、添加剤等を練り込み、密閉された型内で発泡剤と架橋剤を熱分解させることで生成されます。
ポリエチレンフォームの特性はこれらの諸原料の組み合わせ、比率等で無限に創造することが可能です。
しかしながら、ポリエチレンフォームの特徴、製造工程から密度0.20g/㎝3~0.025g/㎝3の製品が一般的になっています。
ポリエチレンフォームの製造工程は概ね下の図のようになります。

●ポリエチレンフォームの製造工程


ポリエチレンフォームは原料の性質上、独立気泡となりますが、この気泡を特殊な工程により破壊することで連続気泡のポリエチレンフォームを得ることができます。
同じ密度で比較した場合、一般的に連続気泡の方が柔軟で吸水性が高くなります。また、優れた吸音効果を持つのも連続気泡ポリエチレンフォームの特徴です。 ここで独立気泡のポリエチレンフォーム、連続気泡のポリエチレンフォームと他のプラスチックフォームの比較を表に示します。

●各種フォームとポリエチレンフォームの比較
  独立気泡
ポリエチレン
フォーム
連続気泡
ポリエチレン
フォーム
軟質
ウレタン
フォーム
軟質
塩ビフォーム
ポリスチレン
フォーム
セル構造 独立 連続 連続 独立 独立
硬度 硬い 極めて柔軟 極めて柔軟 柔軟 極めて硬い
耐薬品性
吸水性 極小
耐候性 ×
吸音性