中部経済新聞(2020年11月24日)に掲載されました。
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2020年11月 の記事一覧


2020年11月27日icon

中部経済新聞(2020年11月24日)に掲載されました。


 食べ物が飲みにくい嚥下(えんげ)障害の検査を行う椅子の開発を進めているソフトプレン工業(本社浜松市)。開発を主導する会長の前嶋文明さんは「椅子本体と昇降装置を分離でき、効率的に検査後のリハビリを行える」とPRする。2020年の本格的な発売に向け、試作品の性能試験を行っている。量産タイプの設計も進めており、「今後は代理店を募集し、全国で売っていきたい」と意気込む。
 もともと浜松市リハビリテーション病院で嚥下障害の治療を専門とする藤島一郎病院長から、浜松商工会議所の「浜松医工連携研究会」に相談があり、研究会メンバーだった同社が名乗りを挙げて、開発がスタート。
同病院から製品の要望を聞き、試作品の試験も同病院で実施している。「現場の声を直に聞けて大変ありがたい。販売でも藤島病院長が協力してくれる予定」と笑顔を見せる。同社にとって初の医療分野の自社製品。地域の支援を受けながら大きく育てる考えだ。

2020年11月27日icon

中部経済新聞(2020年11月12日)に掲載されました。


 ウレタン製品などを手掛けるソフトプレン工業は、食べ物が飲み込みにくい嚥下(えんげ)障害の検査を行う椅子の開発を進めている。検査で患者が飲み込みやすい姿勢を確認し、その後のリハビリでそのまま利用できる。リハビリを効率化し、誤嚥(ごえん)リスクも減らす。2021年度に試験販売し、翌22年度に本格的に発売する予定だ。
 同製品は、まず嚥下障害の患者に造影剤を飲ませレントゲン撮影を行う際に利用する。上下に動き、造影剤の飲み込みに合わせレントゲン撮影を行える。背もたれや座面の角度の調整、枕やクッションにより患者が飲み込みやすい姿勢を確認できる。
 検査後は椅子本体と下部にある昇降装置を分離して、リハビリに使う。患者が飲み込みやすい姿勢のまま、自ら飲み込む訓練を行える。患者ごとに背もたれや座面の角度などを記録することで、簡易にその姿勢を再現できる。
 現在は検査で飲み込みやすい姿勢を確認した後、別の車いすを使いリハビリを行っているという、車いすと患者の間にタオルなどを挟み、姿勢を調整している。スタッフの負担がかさみ、姿勢を誤るリスクがあった。同社の開発品では一連の課題を解消できるとみている。
 開発は、浜松リハビリテーション病院(浜松市)で嚥下障害の治療を専門とする藤島一郎病院長が、浜松商工会議所の「浜松医工連携研究会」に相談を持ち掛けたのが始まりだ。研究会のメンバーだった同社が名乗りを挙げ、18年に本格的に開発に乗り出した。同社の前嶋文明会長が中心になり開発を進め、「同病院の細かな要望まで反映させて椅子を試作できた」(前嶋会長)という。現在は同病院で試験している。
 21年度に藤島氏の紹介を通じて販売する。販売代理店を募り、22年度から全国で販売を始める。価格は椅子本体3台と昇降装置1台のセットで約150万円を想定。22年度に年50台の販売を目指す。

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